ディメンション・元帳の設定に関するご質問

  1. ディメンションメンバの数を増やすと処理速度が落ちませんか?
  2. ディメンションメンバツリーの階層を深くすると処理速度が落ちませんか?
  3. 元帳で使用するディメンションの数を増やすとメモリ消費量が増えたり処理速度が落ちたりしませんか?
  4. 元帳に取り込んだ実績データを補正する必要があるのですが、その際、補正前の値と補正後の値を区別して保持するにはどうすれば良いでしょうか?
  5. 廃止済みの部門や勘定科目について、過去データを保持しながら、新たな予算データ等の入力は禁止したいのですが、どのようにすれば良いですか?
  6. FusionPlace で売上粗利益や営業利益を計算するにはどのように設定すれば良いのですか?
  7. 組織変更のため、昨年度のデータと今年度のデータは異なる括りで集計する必要があるのですが?
  8. 登録済のメンバを削除するにはどうすれば良いですか?

Q1. ディメンションメンバの数を増やすと処理速度が落ちませんか?

処理速度は、元帳に実際に含まれるデータの件数には依存しますが、ディメンションメンバの数には大きくは依存しません。

Q2. ディメンションメンバツリーの階層を深くすると処理速度が落ちませんか?

処理速度は、元帳に実際に含まれるデータの件数には依存しますが、ディメンションメンバツリーの階層の深さには依存しません。例えば以下のような2つのメンバツリーがあったとします:

  1. 階層の浅いメンバツリー

    店舗合計
      +-- 代官山店
      +-- 六本木店
      +-- 名古屋店

  2. 階層の深いメンバツリー

    店舗合計
      +-- 東京合計
      |    +-- 代官山店
      |    +-- 六本木店
      +-- 名古屋店

上記いずれのメンバツリーとしても「店舗合計」の値を検索する際の速度は同じです。

Q3. 元帳で使用するディメンションの数を増やすとメモリ消費量が増えたり処理速度が落ちたりしませんか?

メモリ消費量や処理速度は、元帳に実際に含まれるデータの件数には依存しますが、元帳で使用するディメンションの数や、理論上考えられるメンバ組合せの数(各ディメンションのメンバの数を掛け合わせて求めた数)には大きくは依存しません。

Q4. 元帳に取り込んだ実績データを補正する必要があるのですが、その際、補正前の値と補正後の値を区別して保持するにはどうすれば良いでしょうか?

ひとつの案として、以下のようなメンバツリーを保持するディメンションを設けて、各元帳で使用することが考えられます:

AFTADJ/修正後
  +-- BASE/修正前
  +-- ADJ/修正

修正前の実績データは、「BASE/修正前」に取り込みます。一方、修正データは「ADJ/修正」に入力します。その結果、「AFTADJ/修正後」には修正後の値が設定されます。
このようなディメンションを元帳に追加しても、処理速度は大きな影響を受けません(Q3をご参照下さい)。

なお、このようなディメンション設定とした場合、一般ユーザが「BASE/修正前」に対して書き込みできないように「アクセス許可タイプ」を設定しておくことも可能です。

Q5. 廃止済みの部門や勘定科目について、過去データを保持しながら、新たな予算データ等の入力は禁止したいのですが、どのようにすれば良いですか?

廃止済みの部門や勘定科目に対応するディメンションメンバの「#ACTIVE/使用区分」プロパティ値を「FALSE/使用せず」にして下さい。そのメンバに関するデータの入力が禁止されます(参照は許されます)。

Q6.FusionPlace で売上粗利益や営業利益を計算するにはどのように設定すれば良いのですか?

利益計算は、勘定科目ディメンションでメンバツリーを設定することによって行えます。詳しくはユーザマニュアルの、以下の項目をご参照下さい。

[FusionPlace のしくみ]―[06.ディメンション]ー[11.勘定科目と増減科目]ー[02.【設・管】勘定科目の差し引き計算]

Q7.組織変更のため、昨年度のデータと今年度のデータは異なる括りで集計する必要があるのですが?

FusionPlace では、ひとつのディメンションの中に複数のメンバツリーを設けることができます。昨年度用メンバツリーと当年度用メンバツリーを設けることでお尋ねのケースに対応することができます。

例.2009年度には存在したB事業部門 が、2010年度にはA事業部門に統合されたケース

  1. 2009年度版メンバツリー

    2009全社合計/TOTAL_09
      +-- A事業部門 / A_09
      |    +-- A1部 / A1
      |    +-- A2部 / A2
      +-- B事業部門 / B_09
      |    +-- B1部 / B1
      +-- C事業部門 / C
           +-- C1部 / C1
           +-- C2部 / C2

  2. 2010年度版メンバツリー

    2010全社合計/TOTAL_10
      +-- A事業部門 / A_10
      |    +-- A1部 / A1
      |    +-- A2部 / A2
      |    +-- B1部 / B1
      +-- C事業部門 / C
           +-- C1部 / C1
           +-- C2部 / C2

上記メンバツリーで、以下の点にご留意ください:

  • 最下位のメンバ A1, A2, B1, C1, C2 は、2つのメンバツリーに属しています。一般に、メンバは複数のメンバツリーに属することができます。
  • A事業部門 については、子メンバの構成が両年度で異なるので、別のメンバを設けています。2009年度のメンバは A_09, 2010年度のメンバは A_10 というラベルを付されています。
  • C事業部門 については、子メンバの構成が両年度とも同じなので、どちらのメンバツリーでも、共通のメンバ(ラベルは C )を使用しています(ラベルの付け方をA事業部と揃える観点から、C_09 と C_10 というように、年度別にメンバを設けてもかまいません)。

Q8.登録済のメンバを削除するにはどうすれば良いですか?

申し訳ございません。FusionPlace の現在のバージョンでは、メンバ登録後、ディメンションを保存すると、そのメンバは削除不可となります(保存前であれば、そのディメンションを「再取得」することによって変更が失われるため、登録もキャンセルされます)。代替手段として以下をご検討お願いします:

  • ラベルを変更して再利用する:メンバのラベルは変更可能ですので、誤って登録したメンバについては、削除する代わりにラベルを変更して再利用頂くことが可能です。
  • メンバをすべてのメンバツリーから削除する:メンバをすべてのメンバツリーから削除して、フォーム等に表示されなくすることができます。併せて、そのメンバの「#ACTIVE/使用区分」プロパティ値を「FALSE/使用せず」にすれば、そのメンバに関するデータ入力を禁止することもできます(Q5もご参照下さい)。

なお、今後の改善課題として、メンバの削除機能の導入を検討して参ります。

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